エンジニアの備忘録

学んだ事をアウトプットしていきます

HLブレイクEA検証

 

現状テスト

前回作ったEAの検証をしていきます。

パラメータは以下の通り↓

パラメータ
利食い +50pips
損切り -50pips
ロット0.1固定
HL期間1日前

ロットは固定にしておきます。

まずは最適化なしでバックテストさせます。

2016年〜2020年の1年刻みでサンプル4個でテストしました

f:id:pmpmcherry:20220116002337p:plain

2016/1/1〜2020/12/31 資産推移

f:id:pmpmcherry:20220116002520p:plain

2016/1/1〜2020/12/31 USD/JPY 5分足

全然ダメ。

2016年だけプラス成績なのは、逆V字でボラが強いトレンド相場でした。

f:id:pmpmcherry:20220116005511p:plain

時間毎の損益

欧州時間は一方向に偏りやすい特徴があるので、欧州時間付近にプラス収益が集まっているのかもしれない🤔
5分足以上でテストした結果、サンプルサイズが足りなすぎたので省きます。

1分足もトレード数が少し増えた以外の変化はありませんでした。

ストップ・リミットの最適化(2016/1/1~12/31)

ロング注文

まずはロングに絞ってリミットを10pipsスタート→10pips加算→150pipsまで最適化します。

ストップは5pips→5pips加算→30pipsで。

f:id:pmpmcherry:20220116214947p:plain

2016年 ロング ストップ・リミット最適化

f:id:pmpmcherry:20220117004903p:plain

ロング ストップpipsの割合

f:id:pmpmcherry:20220117005003p:plain

ロング リミットpipsの割合

ショート注文

さっきと全く同じ条件の最適化をします。

f:id:pmpmcherry:20220116232308p:plain

2016年 ショート ストップ・リミット最適化

f:id:pmpmcherry:20220116235315p:plain

ショート ストップpipsの割合

f:id:pmpmcherry:20220116235024p:plain

ショート ロングpipsの割合

PF1.20以上のサンプルで構成されています。

ショート→ストップ15pips・リミット100pips

ロング→ストップ5pips・リミット20pips

 

明日はこの最適化したパラメータで2017年をフォワードテストします。

▲2022年1月17日0:54更新▲

ウォークフォワードテスト結果

f:id:pmpmcherry:20220117173353p:plain

..2017年フォワード分析の結果

んー、厳しい(-_-;)

ドル円の2017年は1年通してずっとレンジ相場でしたから、ブレイクアウト手法との地合いが悪いんですよね。。。

今行った一連の作業を4セットし、それを繋げたフォワード分析の損益グラフを繋げて見ると

f:id:pmpmcherry:20220118021521p:plain

2016~2019 ウォークフォワード分析結果の損益グラフ

考察

f:id:pmpmcherry:20220118024811p:plain

時間帯毎の損益グラフ

時間別での損益も確認しておきます。

ブレイクエントリーポイントとして適している場所はこの時間帯な事が分かります。

欧州時間付近のブレイクにエッジがあるのは経験則からなんとなく分かってましたが、単純なシステムでも利益が集中している所を見る限り間違いない?🤔

と思いたいが、サンプルサイズが13時〜16時合わせて77回と少ないので怪しい。

 

それとpips指定での利食い損切りはボラに影響を受けまくるので、違う決済方法を考えるのも課題かなと思いました。

まだHLを使った手法を諦めたわけではないので、スイング・長期トレードに切り替えて再度試行錯誤してみます!